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2011

1127

Aです。「水素(仮名)」さんの製作の「眠れる美女は英雄の夢を見るか?」をようやくクリアしました。

遊ぶきっかけとなったのは、同作品が第六回ふりーむ!ゲームコンテストで長編部門金賞をもらっていたからです。
自分達も例の賞をもらっていたので、他にも受賞されているウディタ作品が気になってプレイしてみました。
賞に相応しく優れた作品でしたが、何が良かったかを述べる前に、同作品の特徴でもあるきつかった部分を先に述べておきます。

挫折しかけました。後半あたりで。戦闘が難しいのなんの。
属性を重視した戦闘で、ボスの攻撃方法の個性が半端ないので、勝利のための解がかなり限定され、それを見つけるのに苦労しました。加えてランダム要素も強いので、マゾゲーマーとは反対の意味でのサドゲーマーの私にはつらく、結局は同梱の攻略方法を読みながらクリアすることになりました。あと、とっても難しい暗号で(特に王様の墓のもので)時間を割く場面もありました。

プレイした当初はTwilight港町の製作の半ばであったので、途中で切り上げて置いておきました。でも、ラスボスの前あたりまで辿り着いていたので、折角なのでこの際やりきることにしました。と踏み切れたのは話の続きが気になったからです。

つまり、シナリオがいいんですね。前半から中盤までの舞台となる二つの世界は、どちらも王道としてはよくある設定のものですが、その二つを行き来できるということで、普通の物語とは異なる新しさを生み出しています。それでいてそれらの結び付け方と全体の展開が上手くて、ゲーム全体の構成はかなりすっきりしています。これはコンテストの審査の考評でも言われていたことなので私が改めて言うことではないと思いますけど、まあ、言ったっていいじゃん。

王道な展開では物足りない、かといって、奇抜すぎてちっとも回収のされない物語は困る、という方には丁度よい物語であると思います。シナリオはゲームの前提であり、同時に独自性も求められると信じる製作者にとっても参考になる部分があると思います。装備システムもちょっと変わっていて、だけど奇をてらいすぎていなくて、丁度良い新鮮味があります。ただしクリアには根気が要ります。汝マゾゲーマーたれ。

脱線して現在のRPG製作の風潮に関する私の勝手な考えを述べますと、脱勇者魔王のシナリオの風潮はもっと大きくなってもいいように感じています。かといって奇抜な展開で回収に失敗するのは問題外であり、それを考えるとシナリオに独自性を持たせろと声を大きくしすぎることにも問題があると思うのですが、少なくとも私は新鮮なシナリオが書けるようにがんばりたいのです。「眠れる美女は英雄の夢を見るか?」は脱勇者魔王という点においても良い作品であったと思います。

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